明日からのホークスとのオープン戦を前に、スポーツ報知が二人の選手動向を報じました。

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巨人の山下航汰外野手(20)が8日、東京から空路で福岡に移動。札幌から福岡に移動した１軍本隊に合流した。9、10日にソフトバンク戦(ペイペイＤ)が予定されている。

山下は昨年の開幕直前に右手首付近の有鈎(こう)骨骨折で手術。１軍出場はなかった。骨折完治後は右肘を痛め、シーズン終盤までリハビリが続いた。その影響で昨オフに育成選手となり、背番号は「99」から「099」となった。

2月のキャンプは3軍のジャイアンツ球場スタートだったが、そこから状態を上げ、途中から2軍キャンプに合流。体調は万全で、今月7日の教育リーグ・西武戦(カーミニーク)では1本塁打を含む4安打と猛アピールしていた。

一塁と左翼候補の新外国人スモーク、テームズが入国制限で開幕不透明で、両方を守ることができる山下にもチャンスはある。この時期の１軍合流は、開幕1軍の候補の一人として首脳陣が見ている証し。背番号「099」の育成選手のままではオープン戦は出場できても1軍公式戦に出場することはできない。支配下登録、開幕1軍に向けて大きなチャンスが訪れた。

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巨人の野上亮磨投手(33)が8日、東京から福岡に移動。札幌から福岡に移動した1軍本隊に合流した。

野上は2019年10月に左アキレスけん断裂の重傷を負い、昨年途中まで長いリハビリ生活が続いた。

昨年6月16日のイースタン練習試合・楽天戦(Ｇ球場)で240日ぶりに実戦復帰。その後、2軍では先発とリリーフ計18登板、0勝3敗、防御率4.98で、プロ12年目で初めて1軍登板なしに終わった。

2月のキャンプは2軍スタートも体調は万全で、2軍ブルペンを視察した原監督の前で力強い球を披露。その際、指揮官は「どこかでちゃんとチャンスを与える。それを彼がどうつかんでいくかでしょうね。努力家だし練習もしていると。去年は何もできなかった訳だから(状態は)上がっていると思います」と話していた。

1軍は9、10日にソフトバンクとのオープン戦(ペイペイＤ)が予定され、野上にチャンスが訪れた。

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期待の星と崖っぷちFA戦士……とても対象的ですが、二人の活躍を願います。

いっそ、二人とも「先発」が良いと思います。

そして、昨秋のペイペイＤの嫌な思い出を忘れさせてくれるゲームを願いますよ。タノムヨ。