ドラフト会議2016から一夜明けての雑感
プロ野球ドラフト会議から一夜明け、例年同様、チームの監督や球団関係者が指名選手を訪れているようですね。
「悔し泣きの会見」はなく、笑顔と嬉し涙の、爽やかな2016年のドラフトでした。
個人的な意見でスミマセンが、ドラフト対象選手をドラマ仕立てにし、過剰に感動を煽るテレビ局の姿勢は好きではありません。まぁ、視聴者のニーズがあるから番組制作されるわけで…けして批判はしません。あくまでも、好き嫌いの話です。
ところで、最近は意中の球団をあらかじめ宣言する選手が少なくなったように思います。FA制度がすっかり根づいたからなのか、チームの人気が分散したからなのか、その理由は分かりませんが、「涙のドラフト」や1位指名選手の入団拒否はジャイアンツ絡みが多かったのも事実。
KK(桑田清原)然り、元木さん然り、長野選手に菅野投手…
いずれにせよ、各球団にとって、1位指名選手に拒絶されるのは無念以外に言葉がないので、今年のように、1位指名の(おそらく)12人全員がプロ野球界に足を踏み入れるのは喜ばしいことでしょう。
特に、ジャイアンツが指名した吉川選手みたいに、チームと選手が「相思相愛」なら、入団後の活躍もいっそう期待できます。
タノムヨ、吉川選手!
一方、社会人のドラフト指名選手は、去年より10人も減ったそうです。
うーむ、これは哀しい。
その分、大学生と高校生が多かったわけですが、社会人選手を積極的に指名していたドラゴンズが、今年は一人も指名しなかったことに、筆者(gogoGIANTS)は驚きました。
ご存じのとおり、落合GMは都市対抗野球大会の本選のみならず、予選などにも足繁く通っていましたので、今年はお目にかなう選手がいなかったのか、あるいは、チームの方針を変えたのか…落合GMの契約は来年1月までゆえ、その進退を含めて気になるところ。
ともあれ、ジャイアンツはじめ、各チームにおける指名選手の入団を楽しみにしています。