【不定期連載③】ジャイアンツ2021シーズンV逸の理由
前回のこのコーナーでは、5番打者の不在がジャイアンツが優勝を逃した一因と書きました。
シーズン前の5番候補は、新外国人のテームズ選手かスモーク選手でしたが、結果はご承知のとおりです。
テームズ選手はファームで打率5割の成績を残していただけに、日本の野球にアジャストして.280で20本くらいの本塁打を打っていたら、ジャイアンツの今シーズンは違うものになっていたでしょう。
スモーク選手はパンチ力はありましたが、守備と走塁に大きな穴があり、まぁ、ホームシック帰国はやむを得ないというかたちでした。
ジャイアンツの近年の自前外国人では、ボウカー、アンダーソン、ギャレット選手あたりが思い出されます。
他チームからの移籍組では、ゲレーロ、マギー選手あたりでしょうか。
ボウカー選手(2012→2013)=ホームランは、3→14
アンダーソン選手(2014→2015→2016)=ホームランは、15→7→0
ギャレット選手(2016→2017)=ホームランは、24→0(一軍成績なし)
マギー選手(2017→2018)=ホームランは、18→21
ゲレーロ選手(2018→2019)=ホームランは、15→21
他に、自前ではマルティネス(マルちゃんではなくスリムな選手の方)、ビヤヌエバ、パーラ選手がいますが、たいして打っていないので割愛。
ちなみに、ウィーラー選手の昨年2020年のホームラン数は12
で、ジャイアンツのセ・リーグ順位は、2012=1、2013=1、2014=1、2015=2、2016=2、2017=4、2018=3、2019=1、2020=1
重ね合わせると、マギー選手とギャレット選手の不運が際立ちますね。
総じて、来シーズンに向けてジャイアンツが獲得すべき外国人は打撃の左右を問わずに25本以上打てる大砲のファースト専。
あっ、外国人でなくてもすでに獲得したじゃないかっ!
ショー・ナカタ!!!
タ・ノ・ム・ヨ
そうそう、今日、G党オガサワラ御大が、明日からのスワローズ戦でジャイアンツが3つ勝てば逆転優勝あるのでは?と自虐気味に言ってました。
3つ勝つことはあり得ない!
ぜぇーたいっにない!
はっきり言っておきます。
最良で1勝1負1分です。
その1勝が、明日火曜日であってほしい。なぜなら、水曜日が楽しみになるから…って、連勝をついつい期待してしまう哀しきジャイアンツ愛。
ま、全国のG党の皆さん、過剰な期待をせずに神宮の熱戦を楽しみましょう。
田口投手vs廣岡選手、村上選手と若大将のホームラン王争いが見ものです。