若き天才と努力職人が雨中で輝く松本の夜
むむむーん。
どひょーん。
ベイスターズファンのセンちゃんも思わず拍手してくれた、今夜のジャイアンツのサヨナラ劇(T_T)
こんな松本の夜を誰が予想したでしょうか?
実は、筆者(gogoGIANTS)は7回終了時にテレビ観戦を止めていました→一球速報のチラ見状態へとシフト。
で、9回裏…携帯の画面を見ながら、
橋本到選手ヒット→おっ、意地を見せたな(-_-;)
村田選手アウト→ったく、繋がんねーなー(-_-;)
亀井選手アウト→はい、おつかれさんでした(-_-;)
長野選手タイムリー→おー、最後のあがきね(-_-;)
宇佐見選手ツーストライク→三振でゲームセットかぁ(-_-;)…と思いきや…
いやはや、あのコースのボールを、あの打ち方でスタンドに入れるとは(*_*)
恐れ入りました。
起死回生、まさに九死に一勝を呼ぶ一撃。
しかし、粘りの攻撃も同点止まりで結局は延長で負けてしまうのが野球のあるある。
筆者は、「あー、ここまで来たら何とかサヨナラ勝ちしてほしい!」と思いつつ、再びテレビ観戦に戻ったのでした。
そうして、「野球あるある」を現実にしなかったのが、カミネロ投手の2イニングのピッチング。ピシャリと、少ない球数で切り抜けました。ドラゴンズ打線の早打ちにも救われましたね。
そして迎えた10回裏…激しくなる雨の中、先頭バッターの亀井選手のヒットがドラマを生みました。
続く、長野選手のラッキーなバントヒット。
ワイルドピッチで、ランナー二三塁!
まさか、宇佐見選手が、ここでまたしても?と思いきや、先輩にヒーローを献上するような空三振で寺内選手に打順が回りました(九番打者)
次打者はカミネロ投手ですから、ネクストバッターズサークルには、当然、最後の野手である相川選手がスタンバイ。
筆者は寺内選手は良くて四球、悪くて三振と思いました。
…ところが、松本の夜空を切り裂く、場外サヨナラ・スリーラン・ホームラン!!!
嗚呼、「努力の人」に、野球の神様はこうして微笑むのかと感嘆しました。いや、神の采配ではなく、寺内選手の実力の一打です。
今夜のゲームは、松本市野球場を訪れたジャイアンツファンにとって、場外、いや、生涯忘れられないものになったでしょう。
「若き天才打者と努力職人の見事なホームランでジャイアンツがサヨナラ勝ちしたゲーム」…そう語り継がれるはず。
橋本選手・長野選手・亀井選手・カミネロ投手、そして、宇佐見選手と寺内選手…最終回から延長にかけての、この6人のジャイアンツ戦士が見事な意地を見せてくれました。
ドラゴンズとジャイアンツ、ともに16安打…さぁ、明日の群馬の夜はいかに?