野球評論家の高木豊さんが、ジャイアンツに欠けているのは「スピード感」と「ムードメーカーの存在」と書いています。そのとおり！

いま、ジャイアンツの野球でスピード感があるのは、内海投手の投球テンポくらい (^^)

守りのミスが目立ち、投手もボール球先行、攻撃においては、盗塁やヒットエンドランで相手チームをかき回すことも少ない。

「無能早打ち」でイニング交替のスピードは12球団ナンバーワンですが…

高木豊さんは、ムードメーカーの筆頭候補に大田選手を挙げています。それは、ジャイアンツファンの大勢に異論ないでしょう。

…で、筆者(gogoGIANTS)はムードメーカーの候補にもう一人、「吉川大幾選手」を挙げます。

吉川選手の球歴は、当ブログを読む人なら誰もが知っているので割愛。一言で表せば、かつて「立浪二世」と呼ばれた男。

ところが、前チーム時代から打撃力が上がらず、現在のジャイアンツでは守備要員的なポジションに収まっています。

仮に、吉川選手がスタメンに固定され、長打やタイムリー・ヒットが出るようになれば、ベンチのムードも変わるのでは？

内野では、ファースト以外はどこでも守れるユーティリティ・プレーヤー。なにしろ、まだ23歳という若さ(来月24歳)。“ＰＬ”ブランドゆえ、素材の良さは間違いないはず。

さぁ、名伯楽の内田コーチ、出番ですよ～！ここに、バッティングを覚醒させるべき選手がいますよ～！

そんな吉川選手を含む、働き盛り＝現在23～27歳の主なジャイアンツ選手をまとめておきます。

＊読売ジャイアンツ公式サイトより抽出　

＊（　）内数字は生まれ月

【1989年生まれ(今年27歳)】

菅野投手(10)、田原誠投手(9)、高木投手(7)、小林選手(6)、藤村選手(7)、中井選手(11)

【1990年生まれ(今年26歳)】

土田投手(1)、橋本選手(4)、大田選手(6)、立岡選手(5)

【1991年生まれ(今年25歳)】

長谷川投手(6)、河野選手(6)、鬼屋敷選手(6)

【1992年生まれ(今年24歳)】

宮國投手(4)、戸根投手(10)、公文投手(3)、松崎選手(1)、吉川選手(8)

【1993年生まれ(今年23歳)】

桜井投手(10)、宇佐美選手(6)、山本選手(10)、重信選手(4)

ジャイアンツ野球にスピード感を生み、その活躍でベンチに明るい空気をもたらす選手が一人でも多く出てほしい。長野選手や坂本選手、ましてや阿部選手にムードメーカー役を頼るのは、もはや酷な話です。

ベテランに故障が多い今シーズンは大きなチャンス。

ヤングＧ戦士よ、いまこそ奮起すべし！