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巨人軍の応援ブログ

ライアン・クックというメジャーの投手

さて、昨日のブログで、ジャイアンツの新クローザーが決まりそうと書きましたが、今朝、具体的な名前が出ましたね。

マリナーズからFAとなっているライアン・クック投手(31)とのこと。

メジャー通の野球ファンにはよく知られた存在の一流プレーヤーです。

かなり長いですが、報知ニュースをまるまる転載します。

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今オフ、FAを含めた積極的な補強を続けてきた巨人が、次は最速150キロ超を誇る救援右腕クックの調査に乗り出したことが判明した。

クックは今季、マリナーズで19試合に救援登板。2勝1敗5ホールド、防御率5.29の成績だった。右打者には主に速球とスライダー、左打者にはツーシームとチェンジアップを巧みに操る。登板17イニングを大きく上回る23奪三振をマークし、奪三振率12.2と高い数値を誇った。今オフ、球団幹部が「ターゲットは左打者、右打者を苦にしない、抑えもできる速球派」と希望していたイメージに、まさに合致する剛腕だ。

特にスライダーのキレには定評があり、アスレチックス時代の12年4月27日のオリオールズ戦では、その決め球が捕逸を誘って振り逃げを許した結果、当時メジャー史上61人目となる1イニング4奪三振をマークした逸話も持つ。この年マリナーズとヤンキースに在籍したイチローを5打数0安打に抑え、当時レンジャーズに所属していたダルビッシュも選出された同年のオールスターに名を連ねた実力派だ。

13年3月に広背筋を痛め、60日間の故障者リスト入り。また同年10月に右肘のじん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた影響で16、17年はメジャーでの登板はなかった。今季はメジャー復帰を果たした。じん帯再建術を受けた投手は、実戦復帰を果たして翌年以降に球速がアップする例も珍しくなく、さらなる球威増にも期待がかかる。

今季、巨人は開幕から上原、沢村、マシソン、カミネロの勝利の方程式「USA」を形成したが、不調や故障で全員が2軍降格を経験する異常事態に見舞われた。カミネロは今季限りで退団。8月にマシソンが、10月には上原がともに左膝の手術を受けるなど、現状に不透明な部分が残るのも事実。幸い、上原は既に速めのジョギングができるほどに順調な回復を見せているが、クックがチームに加われば救援陣に大きな柱ができる。

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まだ「調査」段階なので、何ともコメントできませんが、実戦でのピッチング動画を見るとスライダーがいいですね。

今季は19試合に救援登板、2勝1敗5ホールド、防御率5.29。登板17イニングで23奪三振=奪三振率12.2。

ご承知のとおり、奪三振率は9イニングでいくつの三振を取るかという数字であり、17イニング程度ではあまり指標にならないでしょう。防御率も同じ。

それでも、名前がカッコいいし、ジャイアンツに入団してくれるといいなぁ。果報は寝て待て、です。