2019シーズンのジャイアンツのキーマン、その二人目は陽選手です。

言うまでもなく、丸選手の加入で、陽選手はセンターのポジションを奪われたかたちになりました。

しかし、原監督はそんな陽選手のモチベーションが下がらないように、新春のインタビューで陽選手への期待を口にしています。期待というよりも、むしろ褒め殺しっぽく(+_+)…その原監督の発言を奮起材料にしてほしいです。

陽選手のプロ入り通算成績は、12シーズンで、4029打数/1091安打/100本塁打/455打点/打率.271。

ジャイアンツに加入した2017シーズンは、330打数/87安打/9本塁打/33打点/打率.264。2018シーズンは253打数/62安打/10本塁打/37打点/打率.245。

陽選手に期待するのは長打力でしょう。2014シーズンには25本塁打を記録しているので、物足りなさを感じてしまうのも当然。ただ、忘れた頃にパカーンと打ってくれるので、やはり期待せずにはいられません。また、代打で成功する選手とも思えませんので、先発出場で数字を残さざるを得ません。

よって、ライバルは、ゲレーロ選手と長野選手ですね。

ちなみに、ファイターズ時代はライトで220試合、レフトで25試合に出場しているので、外野はどこでも大丈夫なはず。

もちろん、丸選手がケガなどで離脱したときは、センターのポジションを重信選手や長野選手と競うことになります。

陽選手が何試合に出場し、どこを守り、どんな打撃を見せるか…これが、ジャイアンツの2019成績を左右する微妙な要因になるでしょう。