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巨人軍の応援ブログ

二死満塁のピンチで澤村投手がマウンドに…

これは良い記事!

読んでいてワクワクしました。

シーンを思い出しました!

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巨人の原辰徳監督(61)は、ファンに向けた動画メッセージを配信した。その中で「どうかファンの皆様もこれを機会に、昨年の、あるいは何年か前のいいシーンをビデオで、DVDで見ながら来たるべき開幕を待っていただきたい」とコメントした。

これを受け、スポーツ報知巨人取材班ツイッターでは「#巨人名シーン」でファンから思い出の名シーンを募集。多くの投稿の中からピックアップして紹介する。今回は昨年9月20日のDeNA戦(横浜)。

5年ぶりのリーグ優勝へマジック「4」としていた原巨人は、試合前まで3連敗中だった。前夜まで2連敗を喫したナゴヤDから場所を横浜スタジアムに移し、3ゲーム差の2位・DeNAと敵地での直接対決2連戦第1ラウンドに臨んだ。

7―2の7回、2点を返されて7―4となり、なお2死満塁。ここで中川に代わって沢村が登板した。打席にはソト。沢村は低めの148キロスプリットで空振り三振に抑えた。捕手の小林は捕球した瞬間、ガッツポーズ。完璧なリリーフで相手の反撃を食い止めた。チームは9―4で勝利。試合後の沢村は「誠司(小林)のサイン通り投げることができた。ソト選手を抑えられて良かったです」とコメント。優勝マジック「2」として王手をかけた。

後日、宮本投手コーチはこの場面の投手交代について、原監督とのベンチでの緊迫したやりとりを、このように明かしている。

宮本コーチ「沢村、沢村いきましょう」

原監督「いや、続投、続投しよう」

宮本コーチ「いや、沢村いきましょう。沢村とソトの相性は5打数1安打で2割です。相性いいです。いきましょう!」

原監督「えっ?…、じゃあ、分かった」

宮本コーチは「あそこで皓太(中川)の続投は僕の中では考えられなかった。四球、四球でホームランキングのソトを迎えた時にいや、これは投げれないだろうと。メンタル的には耐えられないなと思った。監督の『続投』が少し弱く聞こえた。迷ってるなっていうのを感じたの。で二度押ししたんですよ。僕も優勝したいし、ここで勝負かけないと自分が後悔すると思った」と振り返っている。

DeNAも最後の最後まで優勝を諦めずに戦っていたが、沢村が2死満塁でソトを三振に抑え、9月20日の直接対決第1ラウンドを制した原巨人。翌日の9月21日、ルーキー・戸郷がプロ初登板初先発したレギュラーシーズン138試合目のDeNA戦(横浜)でリーグ優勝に輝いた。

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やりますねぇ、宮本投手コーチ!