さぁいよいよ運命の一戦…明日はどっちだ?
燃える神宮球場。
東京六大学野球・2017春季リーグ戦。
その最後のカードとなる早慶戦の第1回戦は、慶應大学が2本のグランドスラムで先勝しました。
これで、明日の2回戦で慶應大学が勝てば、リーグ優勝。
負ければ、立教大学の優勝という、慶應大学にとっては、勝てば天国・負ければ…の状況になりました。
前半は、早稲田大学のエース小島投手(浦和学院)と慶應大学の高橋佑投手(川越東)の行き詰まる投手戦でしたが、終盤に一気にゲームが動きました。
結果的には「打の慶應」の本領発揮でゲームセットとなったかたちで、もう早稲田大学には後がありません。
BS朝日での中継解説は、早稲田OBの小宮山悟さんと慶應OBの志村亮さん。
ご存知のとおり、志村さんは「幻のドラフト1位」と呼ばれている方で、何とも豪華な布陣でした。
お二人とも理論的かつ知性派なので、大学野球の落ち着いた解説ぶりが心地よかった。
早稲田大学は4点差をひっくり返す意地の集中打を見せましたが、被弾後すぐに小島投手を降板させたのが裏目に出たと思います。
早めの降板は、1勝1負になったときの明後日の先発登板に備え、球数を減らす(負担を減らす)ためでしょう。
これが、2先勝=勝ち点獲得というルールのアヤですね。
あるいは、明日のスクランブル登板もあるかもしれません。
さて、明日も13時プレイボールです。
慶應か立教か、早稲田が勝ち点のためにタイに持ち込むか…
ではまた明日!