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巨人軍の応援ブログ

神の足=鈴木尚広選手の現役引退について

ご承知のとおり、今朝、読売ジャイアンツ・鈴木尚広選手の現役引退が発表されました。


びっくりしました。まさか、今季限り…とは。先日、1976年生まれの相川選手の現役続行が報道されたこともあり、同じベテランの尚広選手も「まだまだいける」と思っていたのですが (>_<)

そして、あの牽制死が最後のプレーになるとは…ある意味、尚広選手らしい清々しさですね(相川選手が清々しくないという意味ではありません)

せつない。哀しい。残念…


尚広選手のプレーにおいて、筆者(gogoGIANTS)がここ数年の中でいちばん思い出深いのは、やはり、2014年7月15日のスワローズ戦(東京ドーム)。「神の手」と言われた、あの「サヨナラホームイン」です。

延長12回裏、ジャイアンツの攻撃。スコアは3-3。スワローズのマウンドは守護神バーネット、バッターボックスはみちのくのイチロー。そして、二塁上に尚広選手でした。一二塁間を抜ける打球で、尚広選手が間一髪の生還。みちのくのイチローのプロ入り初サヨナラヒットになりました。キャッチャーのグラブを避けて、ホームベースに触れた「神の手」…あのゲーム、あのシーンはかなり興奮しましたね。ホント、凄かった!


今シーズンも、昨シーズンと同じ盗塁数「10」(成功率100%)。数は少ないかもしれません。しかし、何よりも、代走で登場したときに球場の雰囲気を変える「スペシャリスト」ぶり、相手バッテリーの警戒心は他の選手ではあり得ない、唯一無二のものでした。

これで、ジャイアンツは、昨シーズンの高橋選手・井端選手に続き、貴重な「切り札」をまた失ってしまいます。世代交代と言えばそれまでですが、少なくとももう1年は、尚広選手がグランドを駆け抜けるシーンを見たかったです。

ともあれ、ゆくゆくは、ジャイアンツの、球界全体の走塁指導者としてのご活躍を期待します!


鈴木尚広選手=読売ジャイアンツ、背番号12。1978年4月27日、福島県相馬市出身。右投両打。外野手。プロ通算20年。通算盗塁数228、通算盗塁成功率82.91%=歴代1位。


ジャイアンツファンに愛され、他チームファンに怖れられた「足」…

20年間におよぶ現役生活、誠にお疲れさまでした!