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巨人軍の応援ブログ

澤村投手の先発転向についての記事を読む

前回の続きで…少し長いですが、スポーツ報知のこの記事を。

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巨人の沢村拓一投手(30)が5年ぶりに先発復帰することが26日、決まった。この日、那覇キャンプで原監督から正式に通達された。指揮官は「(菅野)智之に匹敵する投手になれる」と期待している。現状、1軍の先発は5、6番手を若手中心に争っている状況。指揮官の大胆な配置転換により、沢村がその候補に名乗りを上げた。沢村はこの日、帰京。28日から2軍に合流する。

力強い球を投げ込んだ。沢村はいつも通り1軍那覇キャンプのブルペンで53球を投じた。その後、メイン球場の監督室に呼ばれた。指揮官に通達されたのは5年ぶりの先発復帰。といっても、後ろ向きなことは全くない。希望に満ちあふれた熱い言葉をかけられた。

原監督「1点を守るのは窮屈そうに見える。お前さんの良さは俺はよく知っている。自分を小さく、窮屈にしているように見える。先発として頑張ってくれ。1点、2点、3点くらいいいじゃないか。そういう野球をやってみろ。智之(菅野)に匹敵する投手にお前はなれる」

原監督時代の15年、本格的にリリーフ転向した。その年に36セーブ、翌16年は37セーブで最多セーブを獲得。17年は右肩痛で1軍登板がなく、昨年は49登板で1勝6敗、防御率4.64だった。昨秋に4年ぶりに復帰した原監督は沢村の先発構想も持っていたが、本人が「リリーフ、抑えとしてやらせていただきたいです」と志願。「野球人生をかけてやりたい」と挑戦してきた。

守護神候補として臨んだ今キャンプ。ブルペンで何度も助言してきた原監督の目には、短いイニングで1点の重みを感じて力んで投げるより、長いイニングのほうが力を発揮できると映った。何より、1年目の11年に先発として200イニング、防御率2.03とフル回転したタフさを指揮官は知っている。大きな期待感を示し、開幕1か月前の2月下旬という異例の時期で配置転換した。

思いは沢村にしっかり届いている。練習後に1軍那覇キャンプを離れて帰京。「監督と話をさせていただきました。監督に言っていただいた言葉や気持ちに、結果として応えられるように精進します」と前向きな言葉を発した。この日、宮崎キャンプを打ち上げた2軍がG球場で練習再開となる28日に2軍に合流する。

3月のファームの登板次第では開幕ローテ候補に入るだろう。そのローテは6人のうち4人が当確と言っていい状況。5、6番手を野上、今村、田口、高橋らが争っていて岩隈も控える。沢村の潜在能力や経験値を考えれば、先発競争の土俵に上がる可能性は十分だ。4月で31歳になるプロ9年目での新たな挑戦。原監督の言葉を胸に刻んで前進する。

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原監督の言葉力、ホントすっごいですね。

確かに、澤村投手の実力や限界を原監督はよく知ってますからねぇ。説得力があります。

今日の堀内恒夫さんのブログがこのことに言及していて、さすが!のメッセージを澤村投手に送っています。

頑張れ!背番号15!