報知ニュースから

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巨人の桜井俊貴投手（26）が25日、「鬼の形相」のバージョンアップを宣言した。今季は中継ぎでのプロ初勝利から先発ローテに定着して8勝を挙げ大きく飛躍。マウンドでは鬼気迫る表情で、打者の内角をえぐった。「あれが本来のスタイル。いい感じで思い通り投げられるようになったと感じるので、そのスタイルは継続したい。さらにバージョンアップ！」とさらなる“鬼の形相”で敵を威圧するつもりだ。

「仏の桜井」はマウンド上では完全に卒業だ。周囲への気配りもでき、報道陣への取材対応も丁寧。その姿はまさに「仏」。普段は温厚な男だが、交流戦中の先発転向から一変した。マウンドでは「鬼」になり向かっていく姿勢を前面に出したダイナミックな投球フォームで腕を振った。恐れることなく内角を攻めた。その闘志むき出しの表情は、自然と投球にも直結し、急成長につながった。

自宅ではマウンドとは“真逆”で、笑みがあふれる。オフには結婚を発表するなど充実した今年1年を振り返り、漢字一字で「気」と記した。「この1年メンタル的に成長ができた。『気』持ち、『気』迫を出せたと思う」と満足そうに振り返った。

この日は、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、キャッチボールと走り込みを行った。来季は2ケタ勝利を挙げベネッセ・コーポレーションが手がける通信教育講座「進研ゼミ」のＣＭ出演を勝ち取る目標を掲げる。「（今村球団）社長と約束したので」とニッコリ。目標を達成した後、お茶の間に登場する際はきっと柔らかな表情になるだろう。

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来シーズン、桜井投手が先発ローテーションをしっかり守り、二桁勝利できれば、ジャイアンツは明るいです。逆に桜井投手が勝てないと、ジャイアンツの台所事情は苦しくなります。

山口投手の穴はオレが埋める！というくらいの鬼の気合いで、タノムヨ。