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巨人軍の応援ブログ

立岡選手の初回先頭打者安打から

得点には結びつかなったものの、初回先頭打者・立岡選手の華麗な左安打が、山中投手攻略の糸口を手繰り寄せました。

実際、続く脇谷・坂本選手の打球も鋭く、2回裏のギャレット・長野選手の連続ツーベース、そして、亀井選手のツーランホームランによる瞬く間の逆転劇は、配球の「狙い打ち」を感じさせるものでした。


ジャイアンツのこうした良い流れをリアルに観て取れたのは球場観戦ならでは。すっかり盛り上がりました。


一方で、序盤の今村投手の制球難とテンポの悪さにイライラ。球数が増えるにつれ、投手交代を望みましたが、ギャレット選手のホームランで風が吹き…終わってみれば、尚広選手の快走、ギャレット選手の来日初の猛打賞、代打クルーズ選手の一発回答(中犠飛)…と、いいとこ取りのゲームでした。


今村投手も7回まで投げきり(113球)、今シーズン2勝目。前登板の悪夢(1イニング8失点)をこれで払拭。



ところで、今日は外野応援席ではなく内野席での観戦でしたが、ゲーム開始後、隣席に外国人男性がやって来ました。連れがなく、独りぼっちです。


どこから?

日本にどれくらい滞在?

ジャイアンツファン?

…そんなことをイニングの合間に訊いてみると(一応、英会話)、イギリスから3日間の来日(個人旅行)で、人気球団のベースボールを観てみたかったから、とのこと。

サッカー王国在住で日本の野球に興味を持つとは、なかなか奇特な方です。


スタンドの応援風景をスマホで一所懸命に撮っていたので、得点タイミングでオレンジタオルを貸してあげると、照れくさそうに振り回し、G党の立派な一員になってくれました。


ギャレット選手のヒーローインタビューの言葉を通訳要らずで耳に入れた後、「GOOD GAME!」と親指を立てて、スタンドを去っていった彼――その青い瞳に、今日のジャイアンツ選手の勇姿はどう映ったでしょうか…。


勝利した日の東京ドームの空気は、いつでも、やさしく爽やかです。