エースのCS初戦登板は何をもたらすのか?
報道によれば、クルーズ選手の登録抹消は、ゲーム中の姿勢や練習態度がチームの士気を下げるから、とか…真実なら、何ともナサケナイ限りですが、ここは「首脳陣の判断を尊重」としておきましょう。
さて、昨日の続き。
筆者(gogoGIANTS)は、エース菅野投手のCSファーストステージ初戦先発が、ジャイアンツにとっては大きな「賭け」になると思います。
シーズン終盤のピッチングの安定度はマイコラス投手の方が上で、エースにとっては「背水の陣」的登板でしょう。
相手指揮官のラミレス監督はじめ、ロペス選手・筒香選手も、「いまの菅野投手なら何とかなるんじゃないか」と思っているのでは?
変化球を見極め、球数を増やさせ、甘く入ったストレート系を狙い打つ…そんな、投手攻略の王道で臨んでくるはずです。
…で、菅野投手で負けた場合、ジャイアンツがファーストステージを突破できない確率はぐっと高まります。エースでの敗戦はチームに影響を与え、次戦以降のダメージが大きい。
また、ベイスターズの石田投手に対して、一週間の実戦ブランクとなるジャイアンツ打線が猛打を奮うイメージが筆者には湧きません。
ロースコアの投手戦、もしくは序盤に菅野投手が失点し、Gが後手を踏む展開が脳裏に…初戦プレイボールのときに「今日はエース菅野で負けられない」というプレッシャーより、「明日はエース菅野投手が投げる!」というメンタルの方が白星を作る可能性が高いと考えます。
つまり、エースは第2戦温存…「日本シリーズは第2戦がカギ」という定説が、2勝通過のCSファーストステージにも当てはまるのでは?
とにもかくにも、報道どおりの先発陣容なら、8日土曜日は背番号19に頑張ってもらうしかありません^^;
次回は、CSでの澤村投手とマシソン投手について書きます。
ではまた。