CSのマシソン&澤村投手の継投を考える
CSの話題がネットでもスポーツ紙でも日増しに目立ってきました。
ジャイアンツはファイナルステージでファーストステージの勝者を迎えたかったですが…しかたない。週末にゲームを楽しめることを良しとします。
今日は、クローザーの話。
当然、ジャイアンツはマシソン投手&澤村投手のリレーで、「7・8・9回を二人で回す(二人がイニング跨ぎする)可能性も」というジャイアンツ首脳陣のコメントも報道されました。
これはかなり切迫した戦略で、短期決戦ゆえの技(わざ)ですが、できれば、7回は田原投手と山口投手で回したいところ。
もっとも、ベンチは先発投手が7回まで投げ切ることを期待しているわけで…はたして、どうなることか。
さて、ここから本題。
澤村投手は8月9月に防御率を下げました。先週のタイガース戦での救援失敗(シーズン8度目)はジャイアンツファンを落胆させ、報道で知る限り、本人も傷心したようです。
シーズン通しての防御率は2.66。63試合登板(64&1/3イニング)被安打60被本塁打5奪三振55。
一方、マシソン投手のシーズン通算成績は防御率2.36で、70試合登板(80イニング)被安打65被本塁打7奪三振98。
ちなみに、与四死球は澤村投手もマシソン投手も同数の23。
留意すべきは、奪三振数の差ですね…マシソン投手が澤村投手より15&2/3イニング多いことを差し引いても、また、最多奪三振タイトルホルダー菅野投手の「183&1/3イニング奪三振189」という数字を見ても、マシソン投手の奪三振の多さが分かります。
今シーズンの守護神・澤村投手に物足りなさを感じたのは、空振りを取るシーンが少なかったことも一因でしょう(昨シーズンは、68&1/3イニングで奪三振60)
筆者(gogoGIANTS)は、得点差&打者との相性次第で、8回=澤村投手→9回=マシソン投手でも良いと思います。
レギュラーシーズンとCSは全くの別物。首脳陣の勇猛果敢な采配こそがジャイアンツの勝利を呼び込むはずです。
では、また明日。