地方球場で見せてはいけない凡戦
何よりも、球場を訪れた山形のジャイアンツファンにとって残念なゲームとなりました。
たとえ、贔屓(ひいき)チームが負けても、タイムリーヒットやプロならではのファインプレー、あと一押しのチャンスといった記憶に残るシーンがあれば、帰り道でのため息も減るでしょう。
しかし、今夜は…
村田選手のホームランだけではあまりに淋しい。
しかも、内海投手の粘投後、まだ逆転の可能性があるイニングに、中継ぎの宮國投手が打たれてはどうしようもない(公文投手はよく抑えました)。
元ジャイアンツのロペス選手に2被弾という皮肉な結果にも、ただただ、ため息。
内海投手は、3回終了時で61球、5回終了時で91球。毎回安打され、ピンチ続きのマウンドでしたが、6回表は何とか無失点で終えてほしかった。イニング先頭打者(ロペス選手)を抑えた後、6番7番の連打からの降板はつくづく惜しい。
先発不足のジャイアンツ。次週での背番号26の登板は果たして…個人的希望を言えば、来週火曜日のマツダスタジアムで、いま一度。
とにもかくにも、今日、内海投手にこれ以上の成績を求めるのは酷というもの。
打線の沈黙が敗因です。
モスコーソ投手相手に散発5安打で勝てるわけがありません。
地方球場の主催試合で見せてはいけない凡戦でした。
スーパーチューズデーは、浅き夢見し。
明日は、ご当地の尚広選手、隣県(栃木県)出身の澤村投手が活躍するゲームで「ビッグウェンズデー」に!