ジャイアンツが、元イーグルスのケーシー・マギー選手(現在、米タイガース)と契約の基本合意に達しました。

単年契約で、年棒は約1億9300万円(170万ドル)。背番号は「33」とのこと。

マギー選手は、4年ぶりの日本球界復帰であります。

詳細なプロフィールはいまさら書くまでもありませんが…

ジャイアンツが日本一を逃した2013シーズンの日本シリーズを思い出さざるを得ません。

ご存じのように、そのシーズン前＝2012年秋にマギー選手の獲得を狙っていたジャイアンツは、競合したイーグルスに敗れ、日本シリーズでも後塵を拝しました。

今回は阪神タイガースと水面下で争奪戦を繰り広げていましたが、ついにジャイアンツは意中の選手にユニフォームを与えられたわけです。

賛否両論があるでしょう。

一塁・阿部選手、三塁・村田選手で、マギー選手はどこを守るんだ？という懸念もあります。

阿部選手がケガなどで欠場なら、ギャレット選手がいるじゃないか、村田選手がケガなどで欠場なら、岡本選手がいるじゃないか……という内野の助っ人外国人不要論にたどり着きます。

しかし、筆者(gogoGIANTS)は、「右でホームランを年間30本くらい打てるメジャーリーガーの補強が必要ではないか？」と、この秋に当ブログで何度も書いてきました。「守備位置はさておき…」とも。

心配はあります。マギー選手は来年35歳(1982年10月12日生まれ)→けして若くはありません。また、2016シーズンはメジャーで活躍できていません(ホームラン0本)→イーグルスでのホームラン28本はかなり「過去」の話。

しかし、まぁ…人格も良いらしく、日本球界に慣れていることもあり、初来日で入団する助っ人外国人よりはリスクが小さいのも確か。

ジャイアンツファンとして、素直に期待することにします。

さて、これで2017シーズンに向けた大型補強が終了と思いきや、夕方、まさかのニュースが堤ＧＭのコメントとともに流れてきました。

続きは明日……