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巨人軍の応援ブログ

高木投手、キミがキミであるために

10年ぶりの7連敗。

一夜明けて、ズシズシとその重みを感じます。10年前=2006年については、5月9日のブログ「そんな時代もあったかな…」で書きました。ジャイアンツファンにとって、哀しい哀しいシーズンでした。

今日のタイガース先発・メッセンジャー投手とは、今シーズン早くも4度目の顔合わせ。この2ヵ月あまりで23イニングも向き合っている相手です。さらに言えば、縦縞背番号54は来日7年目…お互いに「勝手知ったる間柄」で、岡本選手も昨シーズンに初対戦済(2打数1安打)。

だから、「データ不足で打てなかった」の言い訳はまるで通用しません。打ち崩すのみ、です!


一方、ジャイアンツの先発は、2年目の高木投手。プロ入り初完封がタイガース戦だったりと、縦縞アレルギーはありませんが、今シーズンのタイガースは別物。そして何より、いまは高木投手自身の調子が悪い。


大型連敗中のプレッシャーでチームが硬くなり、メッセンジャー投手の速球に打者空転、高木投手のカットボールが相手に打ち込まれる…そんな悲劇を生まないために、高木投手は「ボクはボク」の平常心を貫くしかありません。


高木投手は、高校卒業時に「プロ志望届」の願い叶わず、社会人野球の道を選びました。結果、7年もの間、企業チームに身を置き、ようやくプロ入りの夢を実現した苦労人です。

つまり、メッセンジャー投手が日本で脚光を浴びたのとほぼ同じ年月、彼は地方グラウンドの土にまみれ、艱難辛苦とともに、努力、また努力を重ねたことでしょう。


今日は競馬の祭典「日本ダービー」の日。

天才・武豊ジョッキーいわく…

競馬は結果がすべて。

結果を競っているのであって、

努力を競っているわけではない。


おそらく、人並以上の努力をしてきた高木投手…今日は、「キミがキミ」であるために、《結果》だけを出すゲームです。

ジャイアンツファンの誰もが、お立ち台での無邪気な笑顔を待っています。

FIGHT!