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巨人軍の応援ブログ

順に、マシソン→澤村→高木投手!

マシソン→澤村→高木投手。

これ、言うまでもなく、今日の登板順ではありません。お立ち台に上がった(ヒーローインタビュー)順です。

決勝点を上げた亀井選手は昨日ヒロインを受けたので、今日はマウンドでスワローズ打線を黙らせた3投手がお立ち台に。

粋な計らいです!


地上波テレビ放送も、ヒロイン→高橋監督インタビュー→今日のハイライトまでを無駄なく視聴者に届けて終了。日本テレビの編成スタッフは「してやったり」でしょう。

しかし、15時15分からの放送だったため、ジャイアンツ打線の良いところはいっさい放送なし。

4回以降はノーヒット…これは淋しかったですね。


まぁ、高木投手に久しぶりに勝ち星がついたこと、粘りのあるピッチングで7回まで投げきったことで、今日は◎


結果、

スワローズに3タテ返し。

開幕以来の4連勝。

…ジャイアンツファンには気持ち良い週末になりました。


9回、バレンティン選手を澤村投手が見三振にして、敷田球審の卍も全国放送。クライマックスの名シーンでした(前半、高木投手による山田選手・畠山選手の見三振でも卍あり)。

金曜日の初戦で敷田審判員が二塁塁審だったので、実はこの日曜日のゲームが楽しみでした(ご承知のように、審判のポジションは同一カードで時計回りに移動)。

よって、これも大満足。


さて、当三連戦では、ジャイアンツの初回先頭打者(一昨日=長野選手、昨日=立岡選手、今日=長野選手)がすべて安打で出塁しました。やはり、初回の攻撃を三者凡退で簡単に終えないことが、勝利を呼んでいきますね。火曜日以降も、ぜひ。


最後に…冒頭のヒーローインタビューについて。

澤村投手の、渋く、落ち着き払った低音ボイスの後で、高木投手の「こんにちは~~」。

どんな言葉が飛び出すか、ヒヤヒヤ感と妙な期待感がありましたが(笑)、今日は大人の受け答えでした。しばらく勝てなかった悩みや小林選手との喧嘩話(ただの意見交換では?)の告白は聴衆の心に響いたはず。

でも、この次のヒロインでは、大人ぶらず、いつもの珍妙な受け答えを希望します。インタビューの優等生になんかならなくていい。

高木投手いわく「ボクはボクです」…そう、ジャイアンツファンからすれば、「キミはキミ」だから。

第5第6の男は、いったい誰だ

ジャイアンツは、来週(5月24日火曜日)から、火~日曜日の6連戦が4週間続きます(再来週から交流戦)。


現在、ローテーションの軸は、菅野・高木・田口・今村投手の4人。

「昨日今日のどちらかで今シーズン初登板?」と思われた内海投手は、明後日火曜日のベイスターズ戦(山形)に回る様子。


今週は、内海(火)→田口(水)→菅野(金)→今村(土)→高木投手(日)で回せるでしょうが…来週は…


昨日、ファームで大竹投手が6回6安打無失点の投球(3四球)。打たれても何とか抑える「大竹流」のまま、とりあえずの一軍昇格&登板があるかもしれません。


ブルペン入りしているマイコラス投手と桜井投手の復帰は、早くても交流戦最終週か。まぁ、交流戦明けからと考えた方が妥当でしょう。


…先発が足りません。


果たして、

内海・大竹のベテラン投手二人が第5第6の男になるのか?

それとも、

平良・長谷川といった若手投手がチャンスをもう一度得るのか?

はたまた、

もはや若手とは言えない江柄子投手、再びか?


中継ぎ陣では、左腕・戸根投手の復帰が望まれますね。一方で、連日酷使の右腕・田原投手は少し休ませたい。

今日のスワローズ戦で、高木投手が5回を持たずにノックアウトなら、宮國・メンドーサ投手のロングリリーフになるでしょう。


かくして、ピッチングスタッフは、かなり厳しい状況です。

今年の交流戦は野外球場がまったくなく、雨で流れることもありません(西武プリンスドームでの豪風雨時を除く)。


先発陣の安定に加え、後ろ二枚(マシソン・澤村投手)が崩壊しないこと。それがV奪還のための絶対条件。


キャリア・年齢的にも、小山投手が先発の一枚になって、奮闘してほしいのですが…。

立岡選手の初回先頭打者安打から

得点には結びつかなったものの、初回先頭打者・立岡選手の華麗な左安打が、山中投手攻略の糸口を手繰り寄せました。

実際、続く脇谷・坂本選手の打球も鋭く、2回裏のギャレット・長野選手の連続ツーベース、そして、亀井選手のツーランホームランによる瞬く間の逆転劇は、配球の「狙い打ち」を感じさせるものでした。


ジャイアンツのこうした良い流れをリアルに観て取れたのは球場観戦ならでは。すっかり盛り上がりました。


一方で、序盤の今村投手の制球難とテンポの悪さにイライラ。球数が増えるにつれ、投手交代を望みましたが、ギャレット選手のホームランで風が吹き…終わってみれば、尚広選手の快走、ギャレット選手の来日初の猛打賞、代打クルーズ選手の一発回答(中犠飛)…と、いいとこ取りのゲームでした。


今村投手も7回まで投げきり(113球)、今シーズン2勝目。前登板の悪夢(1イニング8失点)をこれで払拭。



ところで、今日は外野応援席ではなく内野席での観戦でしたが、ゲーム開始後、隣席に外国人男性がやって来ました。連れがなく、独りぼっちです。


どこから?

日本にどれくらい滞在?

ジャイアンツファン?

…そんなことをイニングの合間に訊いてみると(一応、英会話)、イギリスから3日間の来日(個人旅行)で、人気球団のベースボールを観てみたかったから、とのこと。

サッカー王国在住で日本の野球に興味を持つとは、なかなか奇特な方です。


スタンドの応援風景をスマホで一所懸命に撮っていたので、得点タイミングでオレンジタオルを貸してあげると、照れくさそうに振り回し、G党の立派な一員になってくれました。


ギャレット選手のヒーローインタビューの言葉を通訳要らずで耳に入れた後、「GOOD GAME!」と親指を立てて、スタンドを去っていった彼――その青い瞳に、今日のジャイアンツ選手の勇姿はどう映ったでしょうか…。


勝利した日の東京ドームの空気は、いつでも、やさしく爽やかです。