6月の有利と不利
山形・福島の夜を忘れたいので、少し先の話を…。
今年のセ・パ交流戦は、言わば、去年の続き。対戦カードごとに片チームのホーム球場で行うかたちで、3回戦×対6チーム=各チーム18ゲームずつとなっています。
去年にホームで戦った相手とは、今年はビジターで、あるいはその逆となり、全チームがホームとビジターで9ゲームずつ行います。
つまり、2年越しでセ・パ12チームが平等な条件になるわけですが、今年の状況では、ジャイアンツ・ドラゴンズ・ベイスターズの「交流戦不利組」とタイガース・スワローズ・カープの「交流戦有利組」に分かれると思います。
なぜなら、パ・リーグ6チームの間に力差があるからです。
現時点でパ・リーグBクラスは、バファローズ・イーグルス・ライオンズ(順不同)。
セ6チームにとっては、これら「パBクラスとのゲームをいかにとりこぼさずに勝つか」が肝になります。また、パBクラスとホームで戦えられれば、有利になるはずです。
【セ6チームのパBクラス(5月18日時点)との対戦内訳(以下、セは昨ペナント順位順)】
・スワローズ=バファローズ・ライオンズとの6戦がホームゲーム
・ジャイアンツ=イーグルスとの3戦のみホームゲーム
・タイガース=バファローズ、ライオンズとの6戦がホームゲーム
・カープ=バファローズ、ライオンズとの6戦がホームゲーム
・ドラゴンズ=イーグルスとの3戦のみホームゲーム
・ベイスターズ=イーグルスとの3戦のみホームゲーム
さらに、ジャイアンツ・ドラゴンズ・ベイスターズの3チームは、ホークス戦がビジター(ヤフオクドームでのゲーム)になります。
独断的ですが、これが
ジャイアンツ・ドラゴンズ・ベイスターズ=交流戦不利組
タイガース・スワローズ・カープ=交流戦有利組
とした理由です。
続きは、ジャイアンツの話を中心に、明日木曜日の夜にでも…