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巨人軍の応援ブログ

連敗脱出!そして、ついに、いよいよ…

つくづく…今日の白星は大きかったですね。

大型連敗中で交流戦がスタートするか、借金1でのスタートかは雲泥の差。仮に、今日のゲームに負けて借金3だったら、5割復帰に2カード以上かかるのが普通です。危ない危ない。

改めて、ダブル勇人(坂本選手&高木投手)の活躍を讃えます。


投手陣では、マシソン投手の安定感が頼もしい。イニング先頭打者への初球でストライクを取れれば、まず安心。逆に、制球が定まらず(ボールが高めに暴れ)、四球を出すようなら暗雲。今シーズンは28・1/3回を投げて奪三振40。澤村投手が22回で15なので、マシソン投手がいかに相手打者を力で捩じ伏せているかが分かります。

(久々登板の澤村投手も、気合いがボールに乗って◎)


一方、打撃陣は、6安打2得点に終わり、メッセンジャー投手をマウンドから降ろせませんでした。

とにかく、亀井選手の不振が気がかり(得意の京セラで復活してください)。

岡本選手は、アンダーソン選手の登録抹消で芽生えた機会…一軍のゲームに出続け、経験を積むしかありません。立岡選手離脱でスタメン確約の重信選手とともに、一打席一打席を大事にしてほしい。


5月のジャイアンツ…これまで22試合を消化して(残りは31日の1ゲームのみ)、5得点以上は、なんと、わずか1ゲーム。貧打に苦しんでいることが明確です。故障者も増え、交流戦でもパ・リーグのパワーピッチャーに悩まされそうですが…いよいよ…ついに、阿部選手が戻ってきそうですね。

本日、ファームのゲームで2ホーマー(スリーラン2本)&タイムリーヒット。7打点の爆発。予定よりも急仕上げの調整に一抹の不安があるものの、明後日の京セラドーム大阪で「DH出場」の可能性があります。たとえ結果が出なくても、阿部選手がベンチに居たり、バッターボックスに立つだけで、相手チームの警戒心は倍増。キャリアからの「ABE」ブランドは、ヨシノブ・ジャイアンツにとって強力な武器になります。


セ首位・カープと3.5ゲーム差。これ以上、離されてはいけません。

GO GO GIANTS!

やったー!ジャイアンツが勝ったよー!

やったー!勝ったよー!

ジャイアンツが勝ったよー!


東京ドーム観戦のちびっこ気分で、もう一度。


やったー!勝ったよー!

ジャイアンツが、やっと、はやと&はやとぅで、勝ったよー!


いやぁ、今日のはやとぅ(高木投手)はカッコ良かったですねぇ。初回から気持ちの入ったストレートを中心に、攻めのピッチングで、7回・球数107・被安打3・失点1。

これぞ、苦節7年のツチノコ(土の子)魂!

見事、期待に応えてくれました。エース菅野投手もチームメートの熱投&勝利にホッとしたことでしょう。

蛇足ながら…前にも書きましたが、高木投手のヒーローインタビューは優等生を目指さずに、かつての「ボクはボク」調で良いのでは?(笑)


そして、キャプテン勇人。

メッセンジャー投手を得意としているだけあって、一発回答の、価値あるホームランでした。

重信選手のタイムリーヒットで、肩の力が抜けましたね。さすが、セ界の至宝。8年連続二桁本塁打…たいしたもんです。


データ(=投手との相性)に基づく、脇谷選手の一番スタメン起用も当たりました。先制点のきっかけとなった右中間を破るツーベースは、ライオンズ移籍前の脇谷選手らしいバッティングでした。


長文になってしまうので、とりあえず、今回はここまで(今晩か明日の朝、続きをアップします)。


忘れないうちに、ひとつ苦言。

坂本選手のホームランボールを捕ったタイガースファンが、すぐさま、そのボールをグラウンドに放り返しました(投げ捨てました)。「ジャイアンツ嫌い」の気持ちは分かりますが、観戦マナーとしていかがなものか?今日はNHK(BS)での放送もありましたので、一般人の視聴機会も多いテレビ画面にそうしたシーンが映るのは哀しいです。


メッセンジャー投手…たった7年での1000奪三振記録達成、おめでとうございます。球史に残る、素晴らしい助っ人右腕だと思います。敵ながら、あっぱれ!です。

高木投手、キミがキミであるために

10年ぶりの7連敗。

一夜明けて、ズシズシとその重みを感じます。10年前=2006年については、5月9日のブログ「そんな時代もあったかな…」で書きました。ジャイアンツファンにとって、哀しい哀しいシーズンでした。

今日のタイガース先発・メッセンジャー投手とは、今シーズン早くも4度目の顔合わせ。この2ヵ月あまりで23イニングも向き合っている相手です。さらに言えば、縦縞背番号54は来日7年目…お互いに「勝手知ったる間柄」で、岡本選手も昨シーズンに初対戦済(2打数1安打)。

だから、「データ不足で打てなかった」の言い訳はまるで通用しません。打ち崩すのみ、です!


一方、ジャイアンツの先発は、2年目の高木投手。プロ入り初完封がタイガース戦だったりと、縦縞アレルギーはありませんが、今シーズンのタイガースは別物。そして何より、いまは高木投手自身の調子が悪い。


大型連敗中のプレッシャーでチームが硬くなり、メッセンジャー投手の速球に打者空転、高木投手のカットボールが相手に打ち込まれる…そんな悲劇を生まないために、高木投手は「ボクはボク」の平常心を貫くしかありません。


高木投手は、高校卒業時に「プロ志望届」の願い叶わず、社会人野球の道を選びました。結果、7年もの間、企業チームに身を置き、ようやくプロ入りの夢を実現した苦労人です。

つまり、メッセンジャー投手が日本で脚光を浴びたのとほぼ同じ年月、彼は地方グラウンドの土にまみれ、艱難辛苦とともに、努力、また努力を重ねたことでしょう。


今日は競馬の祭典「日本ダービー」の日。

天才・武豊ジョッキーいわく…

競馬は結果がすべて。

結果を競っているのであって、

努力を競っているわけではない。


おそらく、人並以上の努力をしてきた高木投手…今日は、「キミがキミ」であるために、《結果》だけを出すゲームです。

ジャイアンツファンの誰もが、お立ち台での無邪気な笑顔を待っています。

FIGHT!